児童養護施設
児童養護施設
児童養護施設 鹿深の家
鹿深の家は、当時の町村会と地域住民らの働きかけにより、廃校となった中学校の校舎と敷地を譲り受け、1962年(昭和37年)に滋賀県内4番目の施設として設立しました。
以来、「笑顔あふれる未来をつくる」の理念の下、子どもの生活環境を整えてきましたが、創立60周年を機に、全面改築の計画をスタートさせ、より家庭的な生活環境を整えると共に、地域とのさらなる繋がりを重視し、地域に根差した施設づくりをおこなっています。

小春ホーム-Koharu-
子どもたちが安心し、心穏やかに過ごせる場所でありたいとの願いを込め、以前の「椿ホーム」の良さを受け継ぎ、さらに新たな温かさと希望をもたらすという思いを込めています。
椿は寒い季節にも咲く強さを象徴しています。その精神を大切に、春のような穏やかで優しい環境になるよう『小春』と名付けました。これからも子どもたちが安心して成長できる場でありたいと願っています。
日向ホーム-Hinata-
目指すのは、「日常会話を大切に出来るホーム」です。
温かい雰囲気の中、進路などの大切な話だけではなく、日常の色々な話が楽しくでき、温かい気持ちで暮らせることです。また、鹿深の家を出た後も、日の当たる場所に向かえるようにという意味も込めて『日向』という名前を付けました。

和ホーム-Nagomi-
和という漢字にはその一文字だけで沢山の意味があり、
①互いに気が合う。なかよくする。
②おだやか。ゆるやか。あたたか。
ひとつ屋根の下で暮らす家族のように、職員・子どもたちが輪(和)となって繋がっているホームになればという願いを込めています。
紬ホーム-Tumugi-
思いを大切につむぎ、みんなの居場所となるホームにしたいとの思いから名づけました。
こうしたい・こうなりたいという思いだけではなく、悩みや葛藤にも寄り添い、楽しく、時にぶつかりながら毎日を過ごす中で、ここが居場所となり、夢や幸せをつむいでいってほしいという願いを込めています。

榎-Enoki-
当園には、自然豊かな四季を存分に感じることができることに由来した、椿・榎・楸・柊と命名された4つホームがありました。榎ホームはそのひとつで、男子ホームになります。少し暑苦しくも、元気で明るい、そんな夏のイメージを軸に、みんなが安心・安全に過ごせるホームでありたいと願っています。

楸-Hisagi-
自然豊かな立地にあることから、自然の変化を感じられる四季に木偏をつけて命名されたホームのひとつが楸ホームです。秋の風や日差しの心地よい雰囲気を生活の中で感じられるようなホームづくりをしています。
地域小規模児童養護施設
第二鹿深の家

第二鹿深の家は、滋賀県で初めて認可が下りた地域小規模児童養護施設で、男女混合ホームとして、平成14年にスタートしました。
『より一般家庭に近い養育』を掲げ、照明や家具にもこだわり、家庭的な雰囲気作りにも心掛けています。
いつでも外から帰ってきた時に、力を抜いてほっと一息つけるような『安心できるお家作り』を大切にしています。
小規模分園型
グループケアホーム
うららか

「うららか(麗か)」とは、春の暖かくおだやかな陽の光を浴びて、すべてのものがやさしく照り輝いている状態を表す、春の言葉です。
うららかの漢字には鹿深の家の「鹿」の文字が入っており、また、春の季節に開所したこともあり、わだかまりなく、うららかに子どもも大人も育ち合う家を目指しています。
「児童養護施設」とは
児童養護施設とは、保護者のない子ども、虐待を受けている子ども、または何らかの事情で家庭での養育が困難な子どもたちが、家庭に代わる生活の場として養護される施設です。
「地域小規模児童養護施設」とは
地域小規模児童養護施設は、定員6名程度の小規模な施設で、地域にある一般的な民家などを活用して、家庭的な環境で子どもを養育する形態です。本体施設から離れて運営され、地域社会との交流を大切にしながら、子どもが自立に必要な力を身につけることを目指します。
「小規模分園型グループケアホーム」とは
小規模分園型グループケアホームとは、本体施設とは離れた地域の民間住宅などを活用し、本体施設と連携しながら、より家庭に近い環境で子どもたちを少人数で養育する施設のことです。小規模化により、一人ひとりの子どもに寄り添ったきめ細やかな支援を目指します。